プイィ・ロシェ Pouilly-Loché 村名
プイィ・ロシェは、マコネで最も小さな村名AOCで、シャルドネのみから白ワインを造ります。隣接するプイィ・ヴァンゼルやプイィ・フュイッセと境を接しながら、金色の輝きと豊かな香りを秘めた一本に出会えます。
テロワール
畑はソーヌ平野の縁にあたり、隣接するプイィ・フュイッセほど起伏が激しくない、標高200〜278mのなだらかな東向きの斜面に広がります。栽培面積はおよそ33ha(2023年)で、マコネの村名AOCの中でもひときわ小さな規模です。土壌は砂や小石を含む粘土質の堆積が中心で、西側は砂岩まじりの粘土、南側は石灰岩を含む土壌へと移り変わり、全体として粘土石灰質の性格を持ちます。気候は海洋性気候が弱まった半大陸性で、大陸性と地中海性双方の影響をわずかに受け、年間日照時間はマコン近郊でおよそ1943時間に達します。この日照量と粘土石灰質の土壌が、シャルドネに厚みのある果実味と豊かなボリューム感を与えます。
特徴
プイィ・ロシェはシャルドネ100%の白ワインのみを生み出すAOCです。グラスの中では緑がかった金色を見せ、桃や柑橘、アカシアの花を思わせる香りが立ち上がります。熟成が進むと洋梨や杏、ナッツやローストしたアーモンドのニュアンスも顔をのぞかせ、口当たりはなめらかでふくよかでありながら、酸のきいた軽快さも兼ね備えています。ジルーなど手がける造り手のボトルは、白身魚のムニエルや牡蠣、山羊乳のチーズと合わせると持ち味が引き立ちます。