イランシー Irancy 村名
イランシーは、グラン・オーセロワの特定AOCで唯一赤ワイン専用の村名AOCです。主体はピノ・ノワールですが、ブルゴーニュでは希少なセザールをあわせて10%まで使う伝統が残り、丘に囲まれた馬蹄形の地形がぶどうの完熟を後押しします。グリオットチェリーやカシスを思わせる、いきいきとした一杯です。
テロワール
イランシーの畑は、ヨンヌ川右岸でコート・デ・バールの崖地に刻まれた枯れ谷に開け、村を囲むように馬蹄形の円形劇場状の地形をつくります。この地形が北風を遮り、ぶどうの完熟を助けます。丘の頂部はティトニアン期の硬い石灰岩(バロワ産)で、木々に覆われた岩棚をなし、その下の斜面はキンメリジャン中期の泥灰岩で、エクソジラ・ヴィルギュラという小さな牡蠣の化石を含みます。谷の最下部にはキンメリジャン前期のアスタルト質石灰岩が現れ、土壌全体としては石灰質の礫と粘土からなります。対象地はイランシー、クラヴァン、ヴァンスロットの3コミューンにまたがり、オーセールとシャブリのほぼ中間に位置します。この馬蹄形の窪地と石灰質土壌が、ピノ・ノワールに完熟感と酸のバランスを与えています。
特徴
イランシーはグリオットチェリーやカシス、時にスパイスを思わせる香りが特徴で、共通していきいきとした酸を持ちます。粘土石灰質の土壌がぶどうの成熟にまとまりを与える一方、熟成のさせ方は造り手ごとに幅があり、長期熟成向けの骨格のしっかりしたタイプと、果実味を生かした軽やかなタイプに分かれます。若くても3〜4年から楽しめますが、10年、20年と熟成させる余地も十分にあります。鶏や鴨などの鳥料理、パテ、スペアリブと好相性で、ガバン・エ・フェリックス・リショーやベルサンなど、タイプの違う造り手を飲み比べて好みを探るのも一興です。
在庫のある銘柄 表示 8 / 8 種
| 銘柄 | 生産者 | 畑 | 最安値 | 商品 |
|---|---|---|---|---|
| 赤 イランシー | ガバン・エ・フェリックス・リショー | イランシー 村名 | ¥8,800 | 13 |
| 赤 イランシー・レ・カイユ | ガバン・エ・フェリックス・リショー | イランシー 村名 | ¥9,900 | 13 |
| 赤 イランシー | グラン・ロシュ | イランシー 村名 | ¥5,192 | 5 |
| 赤 イランシー・ヴォーペッシオ | ガバン・エ・フェリックス・リショー | イランシー 村名 | ¥11,000 | 5 |
| 赤 イランシー | ベルサン | イランシー 村名 | ¥3,637 | 4 |
| 赤 イランシー | ヴァンサン・ドーヴィサ | イランシー 村名 | ¥12,298 | 4 |
| 赤 イランシー・トゥル・モンバール | ガバン・エ・フェリックス・リショー | イランシー 村名 | ¥13,200 | 4 |
| 赤 イランシー・キュヴェ・ルイ・ベルサン | ベルサン | イランシー 村名 | ¥4,840 | 2 |